おつきさまを見上げて。

えほんのおうち

2013年09月05日 21:14

 ブログのほうを大変ご無沙汰してしまい、申し訳ありません

 南阿蘇えほんのくに誕生祭「ブルービーフェスタ」も終わり、早1ヶ月。
えほんのおうちも、いつもののんびりモードです。

 さて、今年のお月見、皆さん予定されてますか?
今年の中秋の名月は9月の19日(木)。

 我が家ではススキを飾って、お団子を作って、家族でおつきさまを見上げようと思ってます。

絵本の世界にも、月を扱った名作がいくつもありますが、今日は私の大好きな1冊を。


 

 土佐に伝わるわらべ歌をもとにした創作民話。文を担当されたのは松谷みよ子さんです。

 身分制度が厳しく、また、自由に恋のできなかった時代。
海の者の少女おりのと、山の者の与吉の悲しい恋の物語です。

 表紙の主人公の絵・・・そして最後に本を閉じるまで、読み通すとまるで一本の映画を見たような感触があります。

 小学校の高学年から中学生の読み聞かせに時々使わせてもらってます。
初版は1973年とのこと、実に40年、絶えず読み継がれている名作。

 私の中の宝物の一冊です。

秋の夜長に、いかがですか?


 

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